えほんの日

2021年 “えほんの日” 第1弾は、あっぷるのお話し会でも大人気、「あぶくたった」(ひさかたチャイルド)、「おべんとうばこのうた」(チャイルド本社) でおなじみの、[さいとうしのぶさん特集]です。

さいとうしのぶ さんの絵本の魅力って、食べ物がとっても美味しそう。しかもお顔や手と足がついていて、なんとも愛らしく元気よく、動き回っているのです。

そしてその絵の中から、テキストには書かれていないストーリーが読みとれるのが、これまた楽しい♪

たくさん紹介した本の中から、ブログではこちらの絵本をピックアップします。

「あっちゃん あがつく」(リーブル)

さいとうしのぶ さん、絵本作家を目指して専門学校に通っておられた頃、子どもたちと触れ合う機会を持ちたくて学童保育のバイトをされていたそうです。その時、1年生の女の子が口ずさんでいたこの歌が面白くて、みんなで絵本を作ろう、ということになり、それがきっかけでこの本が完成しました。

“あ” から始まり、濁音、半濁音のパピプペポまで入って69音。その頭文字から始まる食べ物が、見開き右側にどどーんと描かれています。左側のページの下にはその食べ物たちが元気よく遊んでいます。これは学童の子どもたちの姿がモデルだそう。

日本の子どもたち、いやいや世界中の子どもたちの名前で、歌って眺めて楽しめる絵本です。

最後のページは、自分の名前で自分で文を作って絵も描ける、マイページのおまけつき。是非お子さんと一緒に最後のページを完成させてみて下さい。お子さんが描いた絵には日付けを忘れずに。きっとステキな思い出になりますよ。

さいとうしのぶ さんの絵本は、歌うようなリズムだったり、歌として書かれたテキストがよく出てきます。

「読み手のみなさんがご自由に節をつけて歌ってくださいね~。」とおっしゃっていますが、「そんなの無理~」という方、ご心配なく。楽譜もつけてくださっていますよ♪

お子さんたちと楽しい絵本の時間を過ごしてくださいね。

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