3月 えほんの日

三寒四温が続いていますね。彩都西駅からあっぷるはうすに来るまでの歩道わきに、ミモザの木が植っています。丁度今、四方八方に伸ばした枝いっぱいに、丸くてかわいい黄色い花をたわわに咲かせています。春はもう、すぐそこまで近づいてきています。

こんな時期にオススメの絵本は、五味太郎さんの「仔牛の春」(偕成社)。雪溶けのイメージが仔牛の背の白黒模様と重なり、そこから草が芽吹く春、豊かな緑の夏、そして秋が来て冬が来て、また雪溶け…と、ゆったりとした季節の移り変わりと、春の訪れの喜びを感じることができます。ラストのページで、のんびり仔牛ちゃんも、ちゃんと成長しているんだよ、とわかる所がとても微笑ましいですね。

五味さんの絵本は、とてもユーモラス。意表をつく展開にハッとしたり、ケラケラと笑ったり。見開きのページから溢れてくる開放感や空気感をたっぷり感じてもらえたら…と、初期の作品から最新作、日本語原作版と海外翻訳版など、30冊ほど用意しました。

参加者のみなさんも、「コレ、面白いわぁ」と1冊1冊手に取って見てくれました。

4月からの新年度も〈えほんの日〉は、お気に入りとなる絵本に出会うお手伝いをさせていただきます。

良かったら、遊びに来てくださいね~。

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